中秋の名月

 自分の名前に「月」を持っているため(若月)
、昔から「月」が気になります。
22日の夜、ほぼ満月が夜空に輝いていました。中秋の名月。
(旧暦では7月から9月が秋。その間の8月が中秋。)
古より月は生活に密接につながっていたようです。
繰り返される満ち欠けにより、季節を知り、行事になってきました。
特に中秋の名月の呼び名が残ってきたのも、
夏よりくっきり見え、冬よりも愛でるには気候が良いということらしい。
それと収穫の季節であり、お供えをし感謝する意味もあったようです。
夜がもっと暗かった時代のことを思い浮かべると、月はもっと神秘的で
尚かつ拠り所だったのだろうなと感じます。
満月の夜、兔もこっちを見てきっと跳ねている・・・・。



スナック菓子 1

「 プリッツ」
先日久しぶりにお徳用袋を買いました。
ちょっと「プリッツ」について調べてみると、1963年の発売と掲載されていました。
随分と長く売られている商品なんだとつくづく思います。
66年発売の「ポッキー」と合わせて、今でも時々いやずっと買ってきた商品ですね。
(ポッキーの方が買う頻度はかなり高いですが)
63年といえば小学1年生。キャラメルや煎餅・するめいかを食べて
山や川を駆けずり回っていたころ。スナック菓子なんて言葉も知らない頃に
「プリッツ」に出会い、何となく都会的なお洒落な感じを受けた最初のお菓子の一つ
だったのかもしれません。だから忘れないのかも。
さらに資料を読んでいくと「プリッツ」という名は「プレッツェル」から来ているそうです。(プレッツェル菓子に分類される)
ドイツパンの形に特徴のある「プレッツェル」と、
そこから伝わり変形したアメリカンスナックとしての「プレッツェル」
どちらも大分大人になってから知った名前です。
「プリッツ」はずっと昔から知っていたのに。




素朴な胡麻菓子

 佐賀にある「ほいあん堂」のお菓子が好きです。
申し訳ないことに、まだ一度しか注文したことがないのですが。
(是非一度訪ねてみたいと思っているお店の一つです)
何度か雑誌に掲載された記事を読んだり、ひとつひとつ丹念に
包まれたパッケージを見ていたら、この店のオーナーは
本当にお菓子が好きなんだろう、お菓子を作ることが楽しいのだろうなと
感じられるのです。取り寄せたセットの中に入っていた「くろごまポリポリ」が
(全てのネーミングが作り手の気持ちを伝えているし、ほんわかします)
何とも素朴な味でときどき無性に食べたくなるのです。
(その他の商品も全て美味しく頂きました)。
そんな時本屋で見つけた「まいにち食べたい”ごはんのような”クッキーとビスケットの本」
(なかしましほ著、主婦と生活社)の中に、「くろごまスティック」が紹介されていて
直ぐさま購入しました。掲載されていたレシピ通りに作ってみると、思いの外旨く焼けたのです。(旨く焼けるように書かれているのだから・・・。本当にすみません)
その後も何度か焼いて楽しんでいます。最新作は少し余った抹茶を入れてみました。
抹茶の渋みも加わり、結構いける味わいです。
こんなことを書いていたら、やっぱり「ほいあん堂」のお菓子が食べたくなってきました。


茶の菓子

「 五十の手習い」ではありませんが、今「裏千家」のお点前を
教えていただく機会を得て、ほんの初歩をヨチヨチで歩んでいます
(二歩進んでは三歩戻るような調子で、なかなか先へ進めないのですが)。
現在の和菓子が形成されていく過程で、茶の湯が果たした役割は計り知れないものと
思われます。だから以前からチャンスがあれば是非覗いてみたい世界でした。
まだ襖を少しだけ開けた程度ですが(まだ一歩も入っていないような)、
そこからのぞき見ただけでも、とんでもなく広い世界が広がっています。
知れば知るほどワクワクするような瞬間があるのだろうなと感じます。

抹茶に関する本を読んでいたら(言われてみれば当然なんですが)、
他のお茶は煎じたものを飲むが、抹茶だけは茶葉そのものを碾きそのまま飲む、
栄養価も食物繊維も豊富な飲物だと言うことを、再認識しました。
茶筅があればお茶は点てられるので、もっともっと気軽に楽しんでみよう。

もうじき「中秋の名月」。
月を愛でながらお茶を一服なんてのも、ちょっとだけ贅沢な時間かもしれない。


どらやき 1

好きなお菓子で3本の指に「どら焼き」が入ります(たぶん)。
あっさりめの「うさぎや」さん、ちょっとずっしりと「亀十」さん、
いつも栗饅と一緒に買う「清寿軒」さん・・。それぞれに趣があって
色々楽しませていただいてます。
それでも「どら焼き」なら有名無名関係なく、結構どこのものでも
案外美味しく食べられる感じがするのです。(これはあんパンにも言えるのですが)
やたらストライクゾーンが広いのです。急に甘い物が欲しくなった時は、
値段にも関係なく困ったときの「どら焼き」(か、あんパン)です。
(大好きなどら焼きだから、生地も餡も、そしてそのバランスも洗練された逸品を
無性に今日は食べたいと思うことも当然あるのですが)
「どら焼き」の名は「銅鑼の形に似ている」ところから付けられています。
(今では銅鑼を見る機会も減り、もう少し先になると銅鑼を見て、
どら焼きに似ていると言うことになるかもしれませんね)
さらに遡れば「お寺にある銅鑼を使って焼いた」ことが起源とも言われています。
「どら焼き」という名を辿るだけでも、ちょとやそっとで戻ってこられない
長い旅になってしまうかもしれません。それでも旅に出てみようかなと思っています。

自分で作る「どら焼き」は大きくて、餡もたっぷり。誰に遠慮はいるものか。

あんみつ 1

夏は暑い! 今年の夏は特に暑い!
口に出さないと、涼を取り込むことが出来ないくらい暑いですね。
そんな夏の定番の一つは何と言っても「かき氷」です。
が、私自身は一夏に一回かあっても二回ですね。(さすがに今年は二回
食べました)昨年も天然氷を使った(天然氷だと頭にキーンとこない
と言うんですが)評判の店に行ったのは良いのですが、当然評判の
店なので混んでいて、しばらく待つことに。
氷を求めるお客様がほとんどなのに、その店はキンキンに冷えていて
次第に体も・・・。そこに山盛りの氷が、美味しいはずなのにまったく
味を覚えていないのです(頭がキーンとこなかったかどうかも)。
「今日は氷を食べよう」と家を出ても、甘味処や百貨店に入ると
クーラーなどでそんな気が失せてしまうことが何度もありました。
そんな時は大体「あんみつ」系に心移りすることが多いのです。(冬でもよく食べますが)
今年の夏は特に暑いから、自分で作ってみました。寒天粉を溶いて固め、黒蜜を作り、
赤坂の「相模屋」さんで買い求めた、塩ゆでの赤エンドウ豆とあんず、
そして自家製の餡をのせた、昔風のシンプルなあんみつです。
資料を読むと、明治時代に浅草の「舟和」さんで考案されたみつまめに、
昭和初めに銀座「若松」さんが餡をのせて「あんみつ」が生まれたそうな。
80年前の夏はどんなだったのでしょうか。きっと暑かったのでしょうね。

(ちなみに一番好きなかき氷は あずきミルク!)




餡 1

二年ほど前から、自分で餡を炊くようになりました。
色々な人のレシピ本を参考に、時には一日で時には三日かけて。
国産の小豆で、白砂糖・グラニュー糖・黒砂糖・キビ砂糖・三温糖など
砂糖の種類や量を変え、自分好みの餡を求めて作り始めましたが、
やはりお菓子により餡は変わるなというのが実感です。
(どら焼きには合うがあんみつにはちょっと甘さが足りないとか)
「和菓子の基本は餡」「和菓子の善し悪しは餡で決まる」などと
よく言われるのも事実ですが、でも「案外簡単に餡はできる」とも思います。
今では冷凍庫に餡の在庫がなくなると、直ぐに作りたくなります。
(湯が沸き豆が動き始める時とか、静かに灰汁をとるとか、焦がさないよう
ゆっくり掻き混ぜるとか、何となくずっと鍋の中を見ているのが結構好きかも)

粒餡と漉し餡ではどちらが好きかと聞かれれば、間違いなく「粒餡が好き」と
答えます。(只このお菓子は漉し餡でなくては、と思い浮かぶものも沢山あり、
本当に難しいところです)だから自分で作るのは「粒餡」。
何度も「次は漉し餡を作る」と思うのですが、小豆をざるに空けたとき
「この皮を捨てるのはもったいない」と実行できないままです。
そんな餡を使ってつくる和菓子は、もちろんプロの味には及びませんが、
自分で作ったという思いがきっと味にもプラスされて、まあまあいけるものに
なってきたと思っています。
案外楽しいものです。餡作り・和菓子作り。(忙しい人にも、昔二層式の洗濯機で
洗濯物が回っているのをついつい見続けてしまった人にも餡作りはおすすめです)






ふるさとのおやつ

 いきなりお菓子から外れてしまいますが、ふるさとの忘れられない味の一つに
「茹で落花生」があります。
生の落花生を塩茹でするだけのものですが、これがまた止まらなくなる
ほど美味しいのです。「茹で落花生」がどの地域で食べられているのは
判りませんが、初めて上京し、初めて夏から秋を迎えたとき「茹で落花生」が
無いことに驚いた記憶があります(そもそも生の落花生を売っていなかった)。
東京の友人にすすめたときも、摘んでは殻入れに捨てていました。
「どうした?」と聞くと「全部腐っている」と、茹でた落花生を初めて見た
ようでした。(その後ちゃんと説明し食べさせたところ、旨いと言ってくれた
のですが)
かなり前に東京のスーパーで「茹で落花生」の冷凍品を初めて見たとき、これから
きっと売れると密かに思っていたのですが、結局話題にはならなかった。残念。
(その時も買って食べてみたのですが、これはちょっと違うとは思ったのですが)
チャンスがあれば是非一度試して頂きたい・・・「茹で落花生」。
(富士で売っている冷凍品もなかなか美味しいかったですよ)

秋の運動会と言えば「おむすびと茹で落花生と青いミカン」でした。



ふるさと菓子

故郷は静岡県富士川町(現在は富士市と合併)。駿河湾のちょうど天辺当たり、富士川を枕に、雄大な富士山に抱かれて育ちました(その本当の素晴らしさは大人になって、故郷を離れてから判ったのですが)。そんな原風景と同じように、忘れられない故郷のお菓子があります。松風堂の「小まんぢゅう」。昔と同じ場所で、今でも大盛況。たまに帰省したときでも「本日分は売り切れました」の貼り紙にがっかりすることも度々です。今年も故郷に住む先輩から頂いたものを
、2・3個摘んで口に放り込む。そんな感じで食べていたら、あっという間になくなってしまいました。(写真用に皿に盛ってみましたが、実際は箱からそのまま食べてます)
形もつぶあん(粒餡か漉し餡かの問題も別の機会に)の見え方も不揃い。でもそこに味わいがあって、ロングセラー商品の一つの条件でもある「飽きの来ない」シンプルだけど洗練された美味しいお饅頭です。2日ほどで少し固くなってきますが、少し炙ったりすると香ばしくなりまた違った美味しさになります。今では年に一度か二度のお楽しみ。
個人的に無くなって欲しくない小さな菓子店が沢山あります。その思いを伝えるには、出来るだけ買い続けることだと思っております。それでは今日はこの辺で。


calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< March 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM