安倍川もち

「わがしどき vol.1」の中で「松風堂小まんぢゅう」というお饅頭を

紹介しています。静岡県富士川町(今は富士市に変わっています)

生まれ故郷の、物心ついたころから食べていたお菓子でした。

(今この時間も食べていたいお饅頭です)

そしてもう一つ、「きな粉のお菓子大好き」と思わせてくれた最初のお菓子が、

この「やまだいちの安倍川もち」だと思います。

(いつもいつも申し訳ありません。多分です)

 

静岡県には日本三大急流と言われた「富士川」

越すに越せない「大井川」

正に竜が天に昇るようだと言われた「天竜川」があり、

そしてほぼ中央を分けるように流れるのが「安倍川」となります。

この安倍川の近くの茶屋で徳川家康が食し、絶賛したのが「安倍川もち」とのこと。

安倍川上流で取れた砂金を模したきな粉餅、江戸時代まだ貴重だった砂糖を少しまぶしたのが

街道の評判を呼び、大人気になったと言われています。

(きな粉に砂糖をまぜてしまうと、時間と供に水分を吸収してべっとりしていまいます。

そこで餅をきな粉で被い、上から砂糖を少し振ったのが良かったようです)

 

一時期姿を消していたのを「やまだいち」が戦後に復活させたそうです。

同じ静岡といっても少し離れているので、駅で買えるお土産的なお菓子だったかもしれません。

一口サイズのこしあんのお餅(2個)ときな粉(3個)のお餅が並んでいて、

小腹が空いているとき丁度良いサイズなんです。今も変わらない、嬉しいおいしさです。

アップが遅くなってしまったのですが、これは郷里の先輩が送ってくれたクリスマスプレゼントでした。

 

 


クリオロのケーキ

随分空いてしまいました。

小さな幸せを毎日頂きながら過ごしてはいたのですが、

なかなかアップ出来ずにおりました。

年も明けたのでどんどんどん と進めていく予定です(今のところは?)。

 

このお店は2000年に洋菓子教室エコール・クリオロとしてスタートします。

2003年にお店もオープンしているので、多分この頃に初めて食べているはずです。

フランス人のサントスさんが開いた洋菓子店であったことから、とても興味深く

みていたと言うこともありました。本国で実績もあり、日本人スタッフにまかせる

といったお店は他にもあったのですが、スタートが日本と言うケースは珍しかった

と思います。独特な色使いとムース系のケーキが美味しいという印象を個人的には

持っておりました。その後の活躍は広く知られるところとなりました。

 

今回小竹向原本店にて購入し、久しぶりに頂きました。やっぱり美味しい!!

ディスカバリー。ピスタチオのムースとショコラキャラメルムースのバランスが良く

チェリーのコンポートがいいアクセントになっておりました。

ジャック。香ばしいキャラメルとバニラの甘さ、チョコレートの風味も加味された

上品な仕上がりになっています。

美味しいケーキを頂くだけで、何とも贅沢な時間に変わっていきます。

 

今、百貨店や街のケーキ屋さんを覗くと、小物ケーキの値段が600円台700円台でも

驚かなくなってきています。材料の高騰、人件費の確保など要因はあると思いますが、

気軽に食べられなくなってしまわないか少し心配でもあります。


シュルプリースの生タルト

日本人はいつから記念日にケーキを食べるようになったのでしょう。

と書きながら「これは長くなるテーマかもしれない」と思った次第です。

古代ギリシャの時代より、神の誕生を祝い食べ物を捧げることもあったようです。

日本でも特別な日にご馳走を用意することは。全国で見受けられます。

それでも個人の誕生日を祝うようになったのは戦後のことのようですが、

これもアメリカの影響を受けたからと伝えています。

数え年とは年明けにみんな一斉にひとつ年を取るということで、

個人の誕生日は余り重要では無かった時代が最近までありました。

そんなアバウトなシステムも今の時代必要かもしれない・・・と。

 

冷蔵庫の普及でケーキが全国に広まって行き、クリスマスを筆頭に

誕生日・結婚記念日・ハレの日にはケーキが用意されることが一般化してきました。

我が家のちょっとした記念日に「シュルプリースの生タルト」を買ってきました。

スポンジ生地の上にフルーツがたっぷり入り、滑らかな生クリームで覆われています。

比較的あっさりめで、フルーツの酸味が活きたケーキでした。

シンプルな仕上げに最初に目が止まりました!


伊勢屋の丁稚羊羹

関西を中心にいくつかの「丁稚羊羹」と呼ばれる商品があります。

その名前の由来にもそれぞれでとても面白く思っています。

給金をそれ程もらえない丁稚さんでも買える羊羹、とか

丁稚さんが間違えて薄く作ってしまった羊羹、とか

まだ一人前になれない丁稚さんのような半端な羊羹、とか

丁稚さんが里に帰るとき日持ちがするよう竹皮にくるんだ蒸し羊羹、とか

「出汁」「でっじる」などの言葉が転じて丁稚になった羊羹、とか。

鎌倉時代に端を発する「羊羹」は、粉を加える蒸し羊羹でした。

寒天が作られるようになり、江戸時代には練り羊羹が大流行します。

それでも高級菓子であることに間違いはなく、今で言う水羊羹風の

少し水分を多くした少し安価な羊羹が楽しまれていました。

勿論現在では水羊羹としての価値が見いだされて、上質の商品が

沢山見受けられます。

前置きが長くなりましたが、先輩が贈ってくれた今回のお土産は

福井県伊勢屋の「丁稚羊羹」。冬に食べられる水羊羹タイプです。

口当たり滑らかで、スーと溶けていくような味わいでした。

夏に食べても美味しいのでしょうが、冬に部屋を暖かくして

ちょっと冷やした水羊羹を食べるのも乙なのかもしれませんね。

(伊勢屋の丁稚羊羹の名前の由来は、里帰りした丁稚さんの親が

店のご主人へのお土産として持たせた羊羹が余りに美味しかったので、

いつのまにか丁稚羊羹と呼ばれるようになった、との事)

 

 


山田屋まんじゅう まろぶ

銘菓「山田屋まんじゅう」の姉妹品「こびき」を

以前このブログでもご紹介しました。

今回久々に恵比寿店に立ち寄った時、また新たに

「まろぶ」という名の商品が並んでいるのを目にしました。

昨年末から今年の春限定販売された商品のようなのですが、

まったく気がついていませんでした。

十勝産の手亡豆を使った、白餡の山田屋まんじゅう。

口当たりは滑らかで、実に上品な味わいでした。

三種類の山田屋まんじゅうがこれから楽しめるのも、

ちょっとした贅沢かもしれません。

「まろぶ」は、子供達が雪をまるめて転がして遊ぶ姿を

「雪まろげ」「雪まろぶ」と呼ぶところから生まれた

名前とのこと。

     

 


丹那牛乳サブレ

「これ食べて」と旅のお土産を頂けるのは、

本当に嬉しいものです。自分は行っていないのに、

色々想像を巡らせるのが楽しい時間になっています。

(自分で行け、という話ではあるのですが・・・)

 

今回頂いたのは「丹那牛乳サブレ」。

初めて知ったお菓子でした。

静岡出身なので「丹那」と言えば、直ぐに「丹那トンネル」を

思い浮かべます。東京から下ってくれば、熱海に着く手前にある

長いトンネルのことです。

只その上が盆地になっていて、酪農が営まれ、美味しい「丹那牛乳」が

有名だったことまでは知りませんでした。

 

「丹那牛乳サブレ」、大変失礼な言い方をすれば、思っていた以上に

美味しいサブレでありました。風味もしっかりしていて、サブレ特有の

歯触りもあって、飽きの来ない味わいという印象です。

地元の農協とセブンイレブンがコラボして作った商品ということです。

静岡限定ですので、立ち寄る機会があれば是非一度お試し下さい。

(丹那牛乳の宣伝マンではありませんが)

 


杏あんみつ

前回アップした「自家製あんみつ」を見た先輩が、

きっと「缶詰のみかんじゃ可愛そうだ」と思ったんでしょう。

自家製の「杏のコンポート」を今年も一瓶送ってくれました。

これが美味しいんです。だから朝に夜にじゃんじゃん食べてしまい、

うっかり「あんみつ」に使うのを忘れるところでした。

これで黒蜜以外は手作りで拵えることが出来ました。

ちょっと高級感が出た?かな

杏の甘酸っぱさがあんみつに良く合います。

暑さもお仕舞いと言うことで、じっくり味わいながら頂きました。


秋のおはぎ

この秋のおはぎは、いつもより想いを込めて拵えました。

近くにいた人が初めて彼岸に渡っていくからです。

太陽が真東から登り、真西に沈んでゆく。その遙か彼方にある彼岸まで、

ゆっくりゆっくり進んで行くのだろうか、それとも時間も無い世界で

あっという間に着いてしまうのだろうか。

そんなことを想いながら、安らかであれと願っていました。

(一つ一つ拵えながら、きっと自分の気持ちが安らぐのだと思います)

 

悲しみを奥に仕舞ながら素直に笑顔で美味しいと言えれば、

きっと旅立った人たちも安心するはずです。

彼岸のおはぎ、残しておきたい習慣となっています。


自家製クリームあんみつ

久々に餡を炊いて、まずはぜんざいで頂きました。

もちろんどら焼きも作り、暑くなった日にはあんみつを楽しみました。

(合間に赤エンドウ豆も炊いて、準備万端です)

今回はバニラアイスも添えて、クリームあんみつに。

たっぷりの黒蜜をかけて、涼しい風に当たりながら美味しく頂きました。

(いつもの杏が揃わなかったので、みかんの缶詰となりましたが)

それにしても誰があんみつにアイスを乗せようと思いついたのでしょうか。

大発見だった!?のではないでしょうか。

(因みにあんみつは1930年銀座若松二代目が考案したというのが有力な説)

もしあんみつがなかったら今年も淋しい夏だったのではないでしょうか・・・。

もうじき夏も過ぎていきますので、悔いの無い夏にしておきたいと思っています。

もちろん秋のあんみつも美味しいのでありますが・・・。

 

 


新月堂のうさぎ

東京・板橋区に仲宿商店街があります。

江戸時代中山道の最初の宿場・板橋宿として、

その賑わいの歴史は始まります。

因みに板橋という名も平安時代以前にあった石神井川に掛かる橋の

名前が語源とのこと(新月堂ホームページより)。

その仲宿商店街にあるのが「新月堂」です。

看板商品は板橋を象った「いたばし最中」で、

粒餡に求肥餅が入っています。

ですが今回は何故か「うさぎ」まんじゅうなんです。

その時はお饅頭を求めていたんだと思います。

そして可愛らしいその瞳に心動かされたんだと思います。

餡がとても上品に仕上がっていて、渋めの煎茶によく合いました。

次は「いたばし最中」を頂くことにします。



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