伊勢屋の丁稚羊羹

関西を中心にいくつかの「丁稚羊羹」と呼ばれる商品があります。

その名前の由来にもそれぞれでとても面白く思っています。

給金をそれ程もらえない丁稚さんでも買える羊羹、とか

丁稚さんが間違えて薄く作ってしまった羊羹、とか

まだ一人前になれない丁稚さんのような半端な羊羹、とか

丁稚さんが里に帰るとき日持ちがするよう竹皮にくるんだ蒸し羊羹、とか

「出汁」「でっじる」などの言葉が転じて丁稚になった羊羹、とか。

鎌倉時代に端を発する「羊羹」は、粉を加える蒸し羊羹でした。

寒天が作られるようになり、江戸時代には練り羊羹が大流行します。

それでも高級菓子であることに間違いはなく、今で言う水羊羹風の

少し水分を多くした少し安価な羊羹が楽しまれていました。

勿論現在では水羊羹としての価値が見いだされて、上質の商品が

沢山見受けられます。

前置きが長くなりましたが、先輩が贈ってくれた今回のお土産は

福井県伊勢屋の「丁稚羊羹」。冬に食べられる水羊羹タイプです。

口当たり滑らかで、スーと溶けていくような味わいでした。

夏に食べても美味しいのでしょうが、冬に部屋を暖かくして

ちょっと冷やした水羊羹を食べるのも乙なのかもしれませんね。

(伊勢屋の丁稚羊羹の名前の由来は、里帰りした丁稚さんの親が

店のご主人へのお土産として持たせた羊羹が余りに美味しかったので、

いつのまにか丁稚羊羹と呼ばれるようになった、との事)

 

 


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