自家製団子

少しずつ残っていた種で団子を拵えました。

白団子にはみたらしを溶き、草団子には粒餡を。

それなりにちゃんと団子になってきた、かもしれません。

おやつ時に熱いほうじ茶といっしょに手作り団子を出す、

なかなかいいもんですよ。今年も色々挑戦してみよう・・かな。


言問団子に桜もち

墨田区清川にある「たばこと塩の博物館」へ

「和田誠と日本のイラストレーター」展を観に行きました。

独特な世界感の中で気持ちがゆったりとしてきました。

(週刊文春の表紙2000枚、一人のイラストレーターが

40年描き続けている、何とも凄いことです)

 

無性に和菓子が食べたくなったので、スカイツリーの脇を通り過ぎ

向島の「言問団子」まで歩くことにしました。

浅草まではちょくちょく来るのですが、なかなか川を越えられないで

いたので「言問団子」も随分と久しぶりになっておりました。

入口脇の階段を上がり扉を開くと、「お召し上がりですか」と声がかかり

開いている席に座り、しばらくするとお茶と三色の「言問団子」が

何も言わなくても出されます。後はそれをじっくり頂きます。

ありそうで他で余り見られないタイプの団子なので、

これからも続いて欲しいなあと店を出ました。

そして道の反対側には長命寺の桜もち(山本や)があるのです。

ここまで来たのですから寄らないわけにはいきません。

少し前にたっぷりお茶もいただいたので、今回は買って帰ることにしました。

時代小説などにも度々登場する「長命寺の桜もち」。

桜餅と言えば、関西の道明寺タイプか、関東の長命寺タイプか。

桜の葉は食べるか、そのときは何枚、いやいや外すでしょう、とか。

一つのお菓子で色々話したいことがあるお菓子です。

長命寺の桜もち、私は葉を外して頂きました。

ほんのりとした塩漬けした桜葉の香りが生地に移り、

漉し餡の風味を引き立てております。もう秋だけど、やっぱり嬉しい。


羽二重団子

久しぶりに頂きました、

日暮里にある「羽二重団子」。

日暮里は布を扱うお店が集まる街でもあり、

以前はちょくちょく訪れていて、

それこそ定期的にこの団子に舌鼓を打っていました。

時間があると独特な雰囲気のある本店に行き、急いでいるときは

今回のように駅前店でさっと食べていくことが多かったと思います。

(急いでいても団子は食べたいのです)

 

醤油味と漉し餡の2種類だけのシンプルな味ですが、

食べ終わった後、何故か満たされた感じがします。

ほっと一息つく感じです。

創業は文政二年(1819年)と言いますから、もうじき200年を数える

ことになります。本当に凄いことです。

当店のパンフレットを読むと、夏目漱石の「我が輩は猫である」や

司馬遼太郎の「坂の上の雲」にも登場するほど、

昔から人気のお店だったのでしょうね。

(どちらの小説も昔読んでいるはずなのですが・・・)

初代が作ったお餅が「まるで羽二重のようだ」という評判が立ち、

それがいつしか菓銘となり、屋号となったということです。

 

そしてそれがずっと変わらずに来たということは、

「いつもそこにある味」と多くの人が思ってきたことなんだと思います。

五年後も十年後も食べに行くことにします。

 

 

 


団子

いつものように餡を炊き、まずはどら焼きを作りました。

そして次の一品を何にするか考えていたとき、ふと「団子が食べたい」と。
饅頭でも金鍔でも良かったのですが、今は何故か団子だったんだと思います。
そして団子粉を買い、蓬粉も買い
(季節が合えば、いつか摘んできた蓬を使いたいのですが)
みたらし団子と草団子を作ることにしました。
作るのは至って簡単。粉に水を加え練り、丸くしたものを沸騰した湯に入れ、
浮かんで来たらそのまましばらく茹で、すくい上げ冷水に浸ける。
水分を良く切り、みたらしや餡を掛けて、後は頂くだけ。
(みたらしも醤油・ミリン・砂糖・水に溶いた葛粉を今回は加えました)
(今思い出しましたテレビで観ていた時代劇の中で団子を食べるシーンがあり、
絶対団子を作ろうと思った次第です)
気取らない至福のひととき、こんな時間が大切なんでしょうね。


 

仲秋の名月

27日は旧暦8月15日・仲秋の名月です。
月が好きなので、夜空を見上げ「今宵の月はいずこぞえ・・」
などと月を探すことが度々あります。
てな訳で、暮れかかった東の空の低いところに、
まだ輪郭がはっきりしないやけに大きな月が昇り始めるのを見て、
団子が食べたいと叫んでいます。

古来より農耕行事として伝わり、芋などの収穫に因み
「芋名月」として祝っていたようです。
月餅を供える風習も中国から伝わり、日本で「月見団子」に
変化してきました。全国で色々な盛り方があるようですが、
一般に一段目に3×3の9個並べ、二段目に2×2の4個を、
三段目に2個、計15個を三方などに盛ります。
(自分ではなかなか団子を作って供えることはないのですが、
ちゃんと心の隅に留めておきたいと思っています)

丁度良い団子の写真がないので、少し前に買った
神楽坂にある「梅花亭」の「みたらし団子」をご紹介致します。

さっぱりめのタレをたっぷりつけて
美味しく頂きました。

月見だんご

「和菓子の老舗・若き匠たちの挑戦」の続きです。
今回の催事のテーマは「おはぎ」と「紅茶」、
でも何となくみたらし団子を買ってしまいました。
見ていたら無性に食べたくなったのです。

いやいやこれは新しい発想なんです。
「月見団子」と言えば、三方に白い紙を敷き
15個の丸い団子を3段に積み上げるのが一般的とされていますが、
金沢・雅風堂の「月見だんご」は串に刺してあります。
しかもみたらしを掛けて。焼き印が入っているので確かに月見団子です。
生活習慣はどんどん変わります。だからこれでいいのかもしれません。
只、満ち欠けを繰り返す月を見て、時の流れを感じ、秋の収穫に感謝し、
家族の無事を祈る、そんな想いをちゃんと受け継いでいきたいと感じています。
(10月6日は十三夜、仲秋の名月と片方だけをみるのは片見月と言われます。
両方見て始めて想いが通じます)



 

茂助だんご

築地にある「茂助だんご」
これもまた時々無性に食べたくなる一品です。
特に何かを主張するでもなく、何かが際立っていることも
ないのですが(言い方が微妙で茂助だんごさんすみません。
これこそが職人の技が活きている証拠なんです)
団子はこれがいいのです。いくら食べても飽きないのです。
(余談ですが、団子の3つめをどう食べるかちょっと悩みませんか。
頭からだと食べられないし、横からだと変な顔になってしまうし・・・
そんなこと気にする顔か!)
今回はおやつにと頂いたのですが、こんなお土産が一番嬉しいですね。
(近年築地には沢山の海外からの観光客が訪れているようです。
茂助だんごのような日本らしいお菓子を是非食べてもらいたいと思います)


団子。神に感謝し供える、といった古代から続く日本のお菓子。
(もちろん当時のそれをお菓子と言えるかは難しいのですが)
形が余り変わらず現在まで続いているなんて、とても不思議で
且つ素晴らしいことと思っています。

 

笹団子

お菓子の分野をパッケージという観点で見たとき、
笹団子と竹皮羊羹は傑作だと常々思っています。
中味を包み保護する、持ち運びを容易にしているという
基本的なパッケージの要素を満たしつつ、
独特な風味を加味させ付加価値をつけている点が
近代のパッケージ素材では決して生み出せない要素です。
(品質を保持する、商品を保護する、取り扱いやすいという点では
フィルム・紙を使ったパッケージの方が良いということは言うまでもありません。
それでも笹団子や竹皮羊羹はこれからも決して無くなることはないでしょう)

表参道にある新潟県の物産館に立ち寄ったとき、
「笹団子」が美味しそうな顔して呼んでいたので、
ついつい買ってしましました。
でもやっぱり美味しい。
よもぎの風味と粒あんの味わいが笹の香りの中から
ふわっと広がる感じがして、この時期にぴったりです。
(蓬を使ったお菓子はやはり今の時期が美味しいと思います)


 

みたらし団子と草団子

久々に団子を作ってみました。
外せないみたらし団子と餡は草団子にして。

これまで団子のことをほとんど書かなかったなあ、
とも思っています。街では結構食べてはいるんですが。
団子・・・、それこそ全国に色々な団子があります。
米はもちろん有名な黍や蕎麦を使った団子、
醤油や味噌や胡桃などで味付けされたもの、
挙げたらキリがないくらい。
饅頭とならび和菓子のルーツとなるものですから、
その歴史の長さと共に、枝分かれし、その土地の風土に
溶け込んで行ったと言えるでしょう。

串に刺した団子が出てくるのは室町時代と言われています。
そしてみたらし団子も、その時期に誕生しています。
京都下鴨神社の「御手洗祭り」から命名されたこの団子、
4つの団子を刺し、少し離して串の先に1つを付ける。
これは人の体を表していると書かれています。
(違う説もあるようですが)
この後も団子は一串に五つ刺すのが常で、一つ1銭だったのが
江戸時代に4当銭が流通するようになり、商売上の都合で
一串四つになっていったようです。
今では「団子3兄弟」で唄われるように、3つ刺しが主流でしょうか。

ちなみに餅は米を蒸してから搗いたもの、
団子は粉を煉り丸くした物を蒸したり茹で上げたりしたものです。



よもぎ団子

随分空いてしまいました。
その間もほぼ毎日お菓子は食べていました。
新しいお菓子にもいくつか出会い、「又食べたいね 」なんて言いながら
写真を撮る前に、消えてしまったお菓子も沢山ありました。
美味しいものは美味しいうちに食べたいので、ついつい早くなってしまいます。

少し前にまた餡を炊き、夏に買った乾燥よもぎがあったので、季節外れですが
よもぎ団子を作ってみました。ふわっとよもぎの香りが立ち、過ぎた時間を
戻したみたいな、熱いほうじ茶を入れて、なかなか美味しく頂きました。
団子の話も色々書きたいのですが、師も走りまわる年末ですので今日はこの辺で。




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